名探偵は誰だ!?ミステリーゲーム

ゲーム部

名探偵は誰だ!?ミステリーゲーム

“ある洋館でホワイト博士が何者かに殺された。
洋館の地下室には決して口外してはならない秘密があるという。
〜中略〜
犯人・犯行に使われた凶器・犯行現場を推理し、
このナゾに包まれた事件の真相を暴け!”

(説明書より)

 

犯人は、この中にいる!!!

 

ということで、今回は新宿のヤマダ電機で息子にねだられ購入した、その名も「ミステリーゲーム」を部員3人で遊んでみます。

 

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『ミステリーゲーム 〜洋館殺人事件のナゾを解け!〜』

ジャンル:推理型ボードゲーム

プレイ人数:3~4人

プレイ時間:20〜30分程度

対象年齢:6才〜

メーカー:株式会社ハナヤマ

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部屋の間取りが描かれたマップ、凶器や容疑者のカード、サイコロに、大小のコマ(右上)など、いろいろなものが入っていて、見ているだけでもワクワクしてきます。

 

《ミステリーゲーム 概要》

◆準備

・容疑者/凶器/部屋のカードをそれぞれシャッフルし、一枚ずつ「犯人プレート」に伏せて置く

・残りのカードを全て混ぜ、プレイヤーに均等に配る

・余ったカードを伏せて場(マップ)の中央に置く

 

◆進行

勝利条件:犯人プレートに伏せられた3枚のカードを言い当てる

 

①移動
・プレイヤーは4人の容疑者の中から一つずつコマを選ぶ
・サイコロを振り、マップを移動
・犯行現場と思う部屋に入ったら「宣言」をする

 

②宣言
・推理にもとづいて、犯人+凶器+犯行現場(今いる部屋)の3つを言う
・次のプレイヤーは、手持ちのカードに「宣言されたもの」があれば、宣言したプレイヤーに見せる

※見せるカードは1回に1枚だけ

※手持ちにカードがなければ、その次のプレイヤーが同じことをする

 

③告発
・自分の推理に確信を持ったら「告発」ができる
・犯人+凶器+犯行現場を声に出した後、本人だけ犯人プレートのカードを確認する

 

④告発の結果
・告発内容が間違っていたら、告発者は負け抜け。以降は宣言に対するカードチェックだけ行う
正解なら告発者が勝利!
※今回、2人脱落し1人だけが残った場合は引き分けとしました。

 

ちょっと複雑なルールとなっています。

 

ちなみに「宣言」された次のプレイヤーが、カードを持っているのに「持っていない」と嘘をつくのは反則となります。

 

・・・・

 

そしてもう一つ、今回新たな試みとして「リモートでのゲーム対戦」をやってみます。
(浅川がリモート参戦)

 

スカイプを使い、浅川が常に盤面を見られるようにセッティングしたら、さっそくスタート!

 

 

 

\ PLAY START!! /

順番は以下の通り。

 

1 中村:プラム教授

2 岩澤:ピーコック夫人

3 浅川:マスタード長官

 

もちろん自分の選んだ容疑者が犯人の可能性もあります。

 

まずはカードを配って下準備。

 

僕のカード。部屋カードに偏っていますが、犯行現場は半分くらいに絞り込めました。

逆に犯人はまったく目星がつきません。

 

そして、浅川にはスカイプ越しにカードを見せ、スクリーンショットを撮ってもらいます。

こちらは見てしまわないように気をつけながら〜

 

準備が終わったら、さっそく順番にサイコロを振り、思い思いの部屋へ向かいます。

 

中村「3」
岩澤「1」
浅川「3」※中村が振ります
中村「3」

 

なかなか部屋に着けない部員たち。

 

岩「あ、6出た。ベッドルームに入ります」

 

ようやくベッドルームにたどり着き、推理を披露します。

 

岩「ベッドルームで マスタード長官が ナイフを使った」

浅「あ、カードあります」

 

まあ、ですよねー

中村にはよそを向いてもらい、浅川のカードを見せてもらいます。

 

浅「一番右のカード」

岩「じゃあ、見ますね」

 

岩「なるほどー(ベッドルームはなし、か)

 

といった感じで、プレイヤーごとに知った情報を元に、正解を絞り込んでいきます。

 

浅「てかこれ、すごく難しくない!?」
中「いろいろ忘れちゃいそうですね・・」

 

たしかに。

ということで各自、メモを取りながら続けていきます。

 

〜〜〜〜

 

浅「応接室で スカーレット嬢が 毒を使った」
中「カードあります」

 

中「バスルームで ピーコック夫人が トロフィーを使った」
岩「ありまーす」

 

〜〜〜〜

 

ゲームが進むにつれ情報が錯綜し、だんだんと正解が見えてきます。

 

岩「書斎で プラム教授が 毒を使った」
浅「ないです」
中「ありま、せん!」

 

おっときたか?
全員カードを持っていないということは、これが正解な可能性が高いということです。

 

場に伏せられた「余りカード1枚」があるので、100%ではないですが、これを見送ってしまうと誰かに先を越される恐れも・・いいや、いったれ!

 

岩「では告発します!書斎で プラム教授が 毒をつかった、これが真相です!」

 

「告発」した本人だけが、解答の伏せカードを確認します。

 

・・来い・・・!

・・・

 

結果は、はずれー!!

 

部長岩澤、あえなく脱落。
以降は宣言に対するカードチェックに徹します。

 

でもなんか、あれー・・?

 

〜〜〜〜

 

ここから浅川と中村の一騎打ち。
そして浅川に転機が訪れます。

 

浅「ダイニングルームで プラム教授が トロフィーを使った」
中「持ってま、、せん!」
岩「僕も、持ってません!」

 

浅「まじで! えー、、どうしよう・・」
中「・・・」
岩「・・・」

 

浅「うーん、まあいいや。とりあえず続けます」

 

長考の末、告発しなかった浅川。
これが勝負の明暗を分けることに…

 

〜〜〜〜

 

中「ダンスホールで⭐︎ プラム教授が♨️ トロフィーを使った♪♪」

岩「ありまーす、てか何キャラなのそれは

 

浅「まじか・・」

 

テンションの高い中村の陰で、なにやら悩み始める浅川。

 

そして

 

浅「はい。告発します」
中「ゴクリ・・」

 

浅「応接間で プラム教授が トロフィーを使った」

 

果たして・・?

 

 

 

正解は、

ダイニングルームで プラム教授が トロフィーを使った

でした。

 

 

惜しくも犯行現場がはずれ・・!

 

そしてなんと、その前に推理していた組み合わせがドンピシャ正解だったのです。

 

浅「なんかいろいろ深読みして、訳わかんなくなっちゃったー」

 

浅川の脱落によって引き分け。
へっぽこ探偵3人組という結果になりました。

 

〜〜〜〜

 

みんなの手札を開けて答え合わせ。

 

って、中村、「書斎」持ってんじゃん。
(岩澤の告発→書斎・プラム教授・毒)

 

告発の時、2枚も間違ってたから変だと思ってたんですよね。

 

まぁ、余りの伏せカードが「毒」だったので、どっちみちはずれでしたが。

 

※カード持ってるのに嘘をつくのは反則ですよ!

 

〜〜〜〜

 

岩澤「リモートでのボードゲーム、どうでした?」
浅川「面白かった!こういう推理系には向いてるね」
中村「またやりましょう!」

 

他プレイヤーの言動もよく観察して、いかに多くの情報を得られるかがポイント。

対象年齢は6才〜ということで、子どもの論理的思考の育成にもいいんじゃないでしょうか。

 

リモート対戦もおすすめです!

 

☆部内星取表☆

岩澤 2勝3敗1分
浅川 1勝1敗1分
中村 4勝1敗1分

※本当は「宣言時、指名された容疑者のコマを指定された部屋に移動させる」ルールがありましたが、見落としていました。でも時短になったので結果オーライということで…ちなみに凶器のコマも宣言のたびに動かすルールですが、そんなに意味がなさそうなのでスルーしていました。