100均ガジェットシリーズ、今回取り上げるのはスマホゲームのプレイを快適にするグッズ、「スマートフォン ジョイスティック」と「スマートフォン クリップボタン」です。
家庭用ゲーム機に比べ、物理ボタンがなくアクションゲームには不向きなスマホの悩みをサポートするグッズです。
いかにもガジェットなパッケージに惹かれて2つセットで購入しましたが、よく考えたらこれらが必要なゲームをしないので、効果が確かめられないことに後から気づきました。
謎にジッパー付きなパッケージがリッチ感あります。
機能をチェック
試すゲームがないので、Webブラウザで動きを確認してみます。
◎ジョイスティック
無造作に画面に置いて、上に動かしてみると
お、ちょっと動きました。
1回で1cm弱、何回も弾けばちょっとずつスライドしていきます。
ただ力の入れ方を間違えるとタップ扱いになってページ遷移してしまうので慣れが必要です。
◎クリップボタン
トリガーの感覚がカチカチと小気味よく「押してる!」という実感もバッチリ。
本来ならゲームの射撃ボタンの位置にセットするらしい小さなでっぱりを、ヤフーニュースのロゴに合わせてみます。
トリガーを引くと、確かに反応しました。
どういう仕組み?
動作を確認するうちに仕組みが気になったので、分解してみます。
◎ジョイスティック
スティックが中央に戻る仕組みが気になりましたが、バラしてみると単純明快。
渦巻きのバネが入っていました。シンプルすぎて素敵です。
◎クリップボタン
問題はこちら。右が内部構造です。
(かなり強固な作りで綺麗に分解できなかったので、破壊せざるを得ませんでした)
左下のでっぱりを画面に押し付けた状態から、どうやったらトリガーとタップ動作が連動するのか知りたかったのですが、結果僕の知識では分かりませんでした。
おそらくトリガーを引くと、振動?静電気?なんらかの力がワイヤーを伝って、でっぱりのゴムに作用するっぽいのがうかがい知れます。
なおトリガーと一体になっている白黒長方形のユニットは小さすぎて分解を断念しました。
値段の話
とまあそんな感じで、発達したものづくりの一端に触れた今回でしたが、同じ値段で、素人目には明らかに凝っているクリップボタンの方は2つ入っているのに対し、どシンプルなジョイスティックは1つという差がちょっと気になりました。
もしかするとジョイスティックの方が高価な素材を使っているのかも知れませんね。
などと100均業界の原価にも思いを馳せつつ、それではまた!